アルゼンチン対ボリビア〜このままじゃ〜

アルゼンチンのスタメンはロメロ、サネッティブルディッソミリート弟、ロホ、マスチェラーノ、バネガ、カンビアッソ、メッシ、ラペッシ、テベス

テベスがスタメン。監督との関係はどうなんだろう。悪くないにしろスタメンでくるとは思わなかった。サネッティがアルゼンチン代表では右バックなんですね。少し違和感がしますね。左バックかボランチの時しか見たこと無いんで。インテルでも右バックをすることはあるのかな。マイコンさんいるからそれは無いか。

ボリビアのスタメンはアリアス、リベロアルバレスグティエレス、フルテス、ホセリト バカ、ロブレス、カンポスフローレス、ロルス、マルティンス

みんな知らない。どこかで見たことある選手いるのかな。マルティンスを中心に攻撃をするらしい。

'''◆アルゼンチンのビルドアップ'''

アルゼンチンはメッシとバネガの独力を中心にビルドアップを進めていく。この二人のプレス回避能力は恐ろしい。メッシは中盤で素晴らしいポジショニングから何度もボールを受けて1人でボールを運びラストパスを狙っていた。メッシが空けたスペースにはカンビアッソが入ってきていた。でもカンビアッソはそんなスペースで仕事をする選手かはどうかはかなり疑問。因みにサイドに張っていたテベスが中央に入ってきてメッシとバネガのサポートに入った時のビルドアップからの攻撃はかなり迫力があった。

でも結局のところメッシもバネガも孤立する事が多くて周りのサポートがもっと必要かと。孤立しているのは両サイドバックや低い位置にいるときのカンビアッソにも言えた。それでもプレスをかわせるメッシもバネガも凄い訳で。

でも中盤でボリビアが激しくプレスをかけてメッシとバネガに上手くボールを運べなくなってアルゼンチンは落ち着きをなくしていった。メッシにはセンターバックの選手がついて行くこともあった。アルゼンチンのセンターバックにはボリビアフォワードがしっかりプレスに行くことで自由にさせないようにしていた。そんな流れでアルゼンチンは自分たちのミスで失点する。

'''◆マスチェラーノの閃き'''

一時的に落ち着きを失ったんだけどマスチェラーノセンターバックの間に入ってから3バックポゼッションを始める。これで最終ラインで数的優位を作ってから、最終ラインではボールを保持できるようにはなった。さらにバックライトを下げてプレスの勢いを軽減させてセンターバックに対するプレスをほとんど無力化して落ち着きだけは取り戻せた。

でも、バネガかメッシが降りてこないのでボール運びが上手く進まなかった。それでもボリビアも一応プレスには行っていたのでスペースが空いて個人技爆発の可能性も高まっていた。そんな場面はあまりなかったけど。

'''◆後半から'''

カンビアッソに代えてディ マリアを投入してテベスが中央に移動する。ディ マリアは効果的なドリブルで仕掛けを行い PKかというチャンスを作っていた。ただロボとの関係は微妙なところだった。それでもドリブルで違いを作れていた。

因みにボール運びはバネガを中心に行っていた。マスチェラーノとバネガがセンターバックの間に入って行く事が多かったけど狙いは異なっている様に見えた、マスチェラーノの場合、センターバックをサイド寄りに開かせてフリーにしていた。特にブルディッソはドリブルを交えてビルドアップに貢献していた。バネガの場合、自分へのプレスを軽減させる事の様に見えた。マスチェラーノは攻撃に守備にバランスをもたらそうと汗かきプレーを頑張っていた。

'''◆メッシ'''

ラペッシに代えてアグエロを投入した。そのアグエロはロングボールから落とされたボールを押し込んで同点ゴールをあげた。そしたらアグエロは中に入っていく事が多くてテベスが中にいてディ マリアも中に入ってくる。んな訳でメッシのプレーするスペースが一時的になくなって試合から消えていた。交通渋滞により気持ちよくプレーできてなさそうに見えていた。

でもテベスとのポジションチェンジでなんとか関係を保とうしたり。さらにテベスがサイドに行って、アグエロが中でメッシとの2トップの様にしたりしてゲームに戻ってきていた。右サイドの攻撃はカオスな状態に突入していった。いい攻撃ができてる訳じゅないけど悪くもなかった。

'''◆最後に'''

さてアルゼンチンはこれからどう修正するのかな。強豪との対戦では普通にやられそうな気がする。正直いって、こりゃダメだと思った。なんだかんだで結局メッシをチームとして生かせてなかったしね。だけど可能性は感じるタレントがそろっているから後はバティスタがどうするかにかかっていると思う。バネガはもう少しリズムよくボールを散らせるようになれば大化けしそう。