カターニャ対インテルの雑感

カターニャインテルのスタメンの表記。

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インテルは最近不調らしい。理由は色々と聞く。審判、会長、フロント、3-4-3潰し、選手、元監督、監督、その他もろもろ。今日のスタメンを眺めてみるとスナイデルフォルランがいないので、トップ下の存在をなくして4-4-2で挑むインテルであった。

ちなみに今日は短文です。

カターニャは3-5-2と表現できるフォーメーションである。3バックの中央はレグロッターリエ。全く影がなかったけどミランにいた選手である。たしか1試合だけ見たことがある。他はあんまり馴染みがない選手ばかりであった。

'''■数か、ゴメスか'''

この試合はかなり早い時間に先制点が決まった。マイコンのクロスからカンビアッソであった。やはり攻撃の主役はマイコンさんなのかなって思っていても、マイコンさんは右サイドで孤独になり、オーバーラップのタイミングが掴めないような雰囲気をまとってプレーしているような様子だった。

先制したインテルカターニャにポゼッションを譲って守備的に振る舞い始める。どうやらここはアウェイみたいだし、今日ゲームメイカーいないし、先制したし、ミリートとかカウンターで生きる選手だし。おそらくそんな理由で守備的に振る舞い始めたんだと。ブロックは4-4で構成する。

カターニャからすればボールを与えてもらったので、それをいかそうとする。ここで目立ったのは3バックの三人、レグロッターリエ、スポリ、そしてベッルシ。インテルパッツィーニミリートの2トップなのでカターニャが3、インテルが2で、3対2の状況。さらにカターニャからして嬉しいのはパッツィーニミリートは守備への意識がそんなに高くないことであった。たまに暴走したけどね。

なので解き放たれるカターニャの後方のメンツ。ここでゲームを作ったのは右のセンターバックのベッルシが多かった。ドリブルでボールを運ぶベッルシ、そしたらパスを出すけどカターニャからしたら問題はパスを出した後。

ベッルシがパスを出した先は数的不利か、同じ数。中央のベルヘッシオやゴメスや前にいるときのリチウディに出しても待ち構えるのはルシオ、サムエル、カウンビアッソ、スタンコビッチである。サイドでもベッルシとイスコ、リチウディで3人集める、だけどインテルも長友、ムンタリ、中央から来るカウンビアッソ。なんだかんだで個人の能力は高いインテルなので数が同じなら大丈夫か。

でもカターニャには個人技で数的不利でも色々とやってみて、可能性を感じる選手が約1名いた。名前はアレハンドロ・ゴメス。選手名鑑には小回りが利くドリブラーと書いてある。その通りのプレーぶりで数的不利の中インテルの守備を壊そうとする。あとはたまにイスコとかベルヘッシオとか。

しかし、結局は上手くインテルに守られた前半のカターニャ。後半からどうなるかを見たけど、後半いきなりの同点ゴールはカウンターから。インテルの中盤、カウンビアッソとスタンコビッチがゴメスにおいてかれてアルミロンの美しいゴールが決まる。

そしたら例の如く必死になるいつものインテル。前からプレスにカウンビアッソたちがいく、カターニャはクリア、インテルセンターバックが弾く、中盤がスカスカになってプレスがかからないのでボールを奪われる、裏へ、カスティラッツィのファール、PK、ローディが決める、逆転。交代枠を使って選手変えて点を取りにいくインテル、取れない、試合終わり。

'''■最後に'''

今日は久しぶりに図を使わないの巻。というのも全く試合を見れてなかったので頭が回転しなかった次第で。インテルの残留争いは続いていくらしい。