ユナイテッド対ボルトンの超雑感

 結果は3−0で我らがマンチェスターユナイテッドの勝利。ルーニーがPKを外したシーンでは嫌な予感がしたサポーターは多かったんじゃないのかと。でも終わってみればユナイテッドの快勝。そうだ豆知識を書こう。これを知らない人は多いんじゃないのかと。

 '''「マンユー」「ManU」という呼称は、リーズやリバプールのファンが、ユナイテッドを馬鹿にした蔑称。 ミュンヘンの悲劇で亡くなったユナイテッドの選手が、ドイツの土のManUre(肥料)になったとチャントしたのが始まり。 ユナイテッドを応援するなら使うべきではない。'''

 だそうです。ユナイテッドサポ以外も使うべきじゃないと思います。気を付けよう。

 で、試合を見てみると、ボルトンの守備の緩さが目立った。まるでパルマじゃないかって思ったシーンはこれ。。。。。。。。。。。。footballtacticsが起動しない、、、そんな問題に直面しちゃったので、言葉だけで説明します。どうしたんだろう。

 ボルトンが頻繁にやらかしたのは中盤と後方のラインの分断。つまり自分たちでギャップを作ってしまった。原因はバックラインが高さを保てなかった部分にある。ユナイテッドのカウンターを受けたシーンなんかは典型的で、中盤のメンツは高い位置から守ろうとしているのに、バックラインのメンツは下がって守ろうとしている。

 よってボルトンは中盤と後方の守備の意志統一ができてないような問題により、ギャップを使われまくる事態に遭遇した。何もカウンターのシーンだけでは無く、スコールズの得点シーンなんかはルーニーにそんな隙をつかれた。バイタルでダイレクトでパスを出したときも、スコールズにアシストしたシーンもそんな感じ。そうやってそのギャップと言うらしいスペースからボルトンの守備を攻略していった。

 話を変えると前節のニューカッスル戦で気になったのは組み立てのシーンでの歪。ギグスキャリックが上手く後方からの組み立てに加わってくれないからって、エブラがボランチのように振る舞っていた問題。それが戦術的な狙いだったのかは知らない。

 この試合ではキャリックスコールズも後方からの組み立てに、ちゃんと絡んでいた。ただ、ボルトンの守備に問題があったと言えばそんな感じ。エンゴクさんが効果的に守備に加わってくれない。で、ユナイテッドは後方でボールを落ち着けるのが容易なことだった。

 そもそもニューカッスル戦はキャリックギグスが高すぎる位置に居て組み立てに上手く加わってくれないから、みんな困ってボール保持に手こずった。それを改善すればいいって話。ただ、エブラのポジショニングには迷いを感じる部分があった。そのへんはどうなんだファギー

 もうひとつはバレンシアとナニの同じサイドの起用。これはラファエルの復活と共に消え去った。ナニもバレンシアもそれぞれ、SHで起用された方が明らかにいいし、ラファエルとバレンシアの右サイドには、ナニ&バレンシアのようなぎこちなさは無かった。台所事情は知ってたけどさ。

 そこできたるアーセナル戦。また話が変わった。中央を閉じれば終了かなって感じ。アーセナルはほんとSBが何にもできない。で、SHで横幅を維持しようとしたらファンペルシーが孤立する。彼の孤立を回避すれば横幅が使えない。サニャやアンドレは何をやってるんだろうか。彼らが復活すれば話は別だけど。

 で、補強について。ユナイテッドは明らかに中盤はコマ不足。候補はスウォンジーのアレン、ニューカッスルボランチのどっちか。そしてアーセナルはとにかくできるSBが必要。こんままじゃやばい。長崎弁だな。クレバリーウィルシャーが何をやっているのかが気になる。ずいぶん見てない。ケガっては聞いてる。

 話はさらに変わり、スナイデル取る取らない問題。CMFで起用するリスクは取らないだろうから、トップ下で使う可能性が高い。でもたぶんスナイデルインテルに残る。CLもあるし、インテルの浮上したし。

 って、夏にエトーを売却して、スナイデルを残留させたプライダは今でも謎だ。でも今はラニエリに必要とされている。おそらくこれからは4−4−1−1のトップ下で頑張るんだろうけど。中央渋滞が起きる予感がしないでもない。アルバレススナイデルで。そこのやりくりは注目するところで。

 でも、なんだかんだでラニエリはバランスにこだわっていく。なので、スナイデルは必要とされても、絶対的な存在にならない可能性もある。ラニエリさんは一体どう思ってるんだろうね。リスクを冒すとなれば左SHでの起用が待っている。そこから守備が崩壊したら笑えないね。。とりあえず、修理屋はだてじゃなかった。4−4−2でやってた理由も今ならすごいわかるわかる。

 '''■最後に'''

 話は相当それたけど、スコールズのゴール後には、74分にルーニーが競ってこぼれたボールをウェルベック。83分にはキャリックが追加点。終わってみれば3−0で、ユナイテッドが連敗を止めてた。ウェルベックの怪我は心配。てかチチャリートはどうしたんだろう。